金融機関の 裏の裏まで知り尽くした「元銀行マン」が御社を徹底サポート ご相談無料 最短当日アポOK

2018年12月10日

会社設立時から通帳のないネット銀行を使うことに何か問題はあるのか

インターネットの普及に伴い、最近は自宅のパソコンの前に座って操作すれば振り込みなどの銀行手続きができるようになりました。さらにネット銀行と呼ばれる店舗を持たない銀行も登場しています。何かとメリットがありそうなネット銀行ですが、会社がネット銀行を使う場合、どういう点に注意しなければならないのかご紹介しましょう。

ネット銀行利用の可否を確認する

登記申請時に必要な資本金の払込証明書には、振り込まれた口座の通帳のコピーを添付する必要があります。 これまではどの銀行口座でも通帳が発行されるので、通帳のコピーを取ることは問題ありませんでした。 しかし最近は、インターネットの普及によりネット銀行を利用される方が増えてきました。そのため口座はあるが通帳は持っていないという方が多くなっているのです。 登記申請時の払込証明では、資本金が確かに口座に振り込まれたということを、通帳をコピーすることで明らかにする必要があります。しかし通帳がなければ必要項目のコピーはできません。 通帳のないネット銀行でも、金融機関名、支店名、支店番号、口座番号、口座名義、振込日、振込人の氏名、振込金額などが出ているページは必ず存在します。その部分を印刷すれば、通帳のコピーと何ら変わりなく利用できるのです。 しかし、法務局によってはネット画面の印刷では受け付けないところもあります。またネット銀行のセキュリティの関係で、全ての項目が印刷できないこともあります。 このようなこともあるので、事前にネット銀行や管轄の法務局へ確認をしておきましょう。

ネット銀行には制約がある

資本金の振り込みにネット銀行を使うと、 自宅から安い手数料で振り込み手続きができるというメリットがあります。 一方、払込証明書を作成するために、通帳をコピーする場合と同じ項目を取引画面から探して印刷しなければなりません。 ネット銀行の取引画面では、例えば金融機関名、支店名、支店番号、口座番号、口座名義などは一箇所にまとまっていますが、入出金明細については別のページに飛ぶことがあります。その場合、数枚分の印刷をしてまとめることになります。 従来の銀行の概念が変わり、ネット銀行にはそれなりの制約もあるようですが、ネット銀行を使い慣れるようにすることが大事です。

ネット銀行利用のメリットとは

会社の設立登記の手続きが完了して法人となると、次に行うべきことは法人名義の口座の開設です。 法人名義の口座は必ずしも開設しなければならないものではなく、売上規模がそこまで大きくない場合であれば個人名義の口座を利用しても問題ありません。 しかし、その場合、取引先への振込時に個人名義になってしまうなど、取引上好ましくないケースがでてきます。従って取引先などとのやり取りにおいて、どうしても法人名義の口座が必要となってくるのです。 また個人名義の口座を使っていると、個人のお金と法人のお金の区別が難しくなるという問題も生じます。 そこで法人名義の口座を開設することになるのですが、金融機関としては、「メガバンク」「地方銀行」「信用金庫」「ネット銀行」という4つの選択肢が考えられます。 メガバンクで法人名義の口座を開設すると、取引先への信用度が高まり、融資などにも利用できるなどのメリットがありますが、振り込みの手数料が高く、またネットバンキングの利用料金もかかるといったデメリットもあります。 そこで、経費を抑えたい企業に大きなメリットとなるのがネット銀行です。ネット銀行はメガバンクに比べて振り込みの手数料が安く、中には無料になることもあります。そもそもインターネットを介しての銀行になるので、ネットバンキングの利用料金もかかりません。

ネット銀行が安心できる理由

例えば法人名義の口座をメガバンクで作ると、ネットバンキング利用に際してほとんどの金融機関で月2,000円前後の利用料金がかかります。 またネットバンキングを利用しない場合、お金の入出金があると経理担当者が銀行まで出かけることが必要になります。 ところがネット銀行ならパソコンのインターネットの画面で操作ができ、銀行まで出かける必要はありません。ネット銀行をすれば、いくつもの点で経費削減に役立つことになります。 ネット銀行には実店舗がないので心配という方もいますが、大手銀行や大企業が設立したものであることが多く、通常のメガバンク同様、安心して利用できることに変わりはありません。

会社がネット銀行を使う最大のメリットについて

ここまで従来のメガバンクとネット銀行の比較を例に、ネット銀行のメリット等を取り上げてきました。会社設立に際しては資本金の払込証明など、慣れない作業が必要になってきます。しかし少々の制約はあるものの、通帳のないネット銀行の使用も大きな問題はありません。 さらに取引先などとのお金のやり取りにおいても手数料の安いネット銀行はメリットがあります。ネットバンキングの利用料金や、経理担当者の手間などの経費も削減でき、設立当初の出費に悩むことも少なくなります。 しかし、ネット銀行を利用する際は必ず法務局にご確認ください。
5つの強み
サイト内検索